北鹿ハリストス正教会聖堂
北鹿ハリストス正教会聖堂(建造物)
この聖堂は、北鹿ハリストス正教会聖堂(曲田福音会聖堂)として、畠山市之助などによって建てられたもので、工期は3ヵ月で明治25 年(1892)7月31 日に竣工し、成聖式が行われました。
聖堂の建築は、本来煉瓦(れんが)造りか石造りでありますが、当教会の聖堂は秋田杉を巧みに加工し、聖所の架構法も四方から木製アーチをのばしてドームをかけるなど、貴重な木造ビザンチン様式建造物である。聖堂内の聖像画(イコン)18 点は、日本最初の女流洋画家山下りんの作品で、19 点が大館市有形文化財に指定されています。