鳥潟会館・庭園
鳥潟会館・庭園(建造物・名勝)
鳥潟家は慶長年間(1596~1614)から400 年余の歴史を持つ旧家であり、旧花岡村で代々肝煎を務めてきました。8000 ㎡を超える広大な敷地に建つ建物及び庭園は、元京都帝国大学名誉教授(医学部長・日本外科学会会長)の鳥潟隆三博士によって京風の意匠を取り入れられ、現在の形に整備されました。
庭園は同時期に京都の名門植治(うえじ)第7代小川治兵衛の門弟であった粕谷幸作が作庭しています。各地から吟味された良材が取り寄せられ、幅3mを超える鞍馬(くらま)石(いし)や直径1mを超える伽藍(がらん)石(いし)などが使用されています。中門などの建造物には、京都を中心に活躍した成行兼太郎が大工棟梁として携わっています。
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